帝塚山学院小学校ニュース

4年生 社会見学(大阪市立阿倍野防災センター)

28日(月)の午前中に、大阪市立阿倍野防災センター(あべのタスカル)へ、貸し切りの阪堺電車に乗って行ってきました。(写真ではうつっていませんが、行き先に「貸切」と書いてありました。)

施設では、消火体験、煙中避難、災害発生直後の街の様子から危険を考えるなど、たくさんの体験をしました。

中でも、震度7体験。
子どもたちは生まれてもいない阪神淡路大震災、これからいつ起きるかわからない南海トラフの二つの揺れの体験をしました。

前者は、突き上げるような衝撃からの揺れ、後者はいつ終わるかわからない強く、長い揺れ…
どちらも本当に怖くて、怖い中でも、今どうする、これからどうする、考えながら体験できました。

これまで、日常の中で地震のことには触れてきましたが、大阪北部地震のころもまだ幼かった4年生、あまり我が事でない部分があったように思います。
今回の体験を通して、目で、身体で感じたことで思うことは多かったようで「家に帰ってからもう一回話してみる。」「しっかり靴はく。」など、「これからの自分はどうするか」というところに視点を置いて考えられたように思います。

「自分の命は自分で守る」
「助けられる人から助ける人へ」

今回の体験を、日々の行動や備えはもちろん、まずは今週行われる880万人訓練で活かしてほしいと願っています。