今日の給食

和食

イワシの梅煮

【今日の献立】
ごはん、 いわしの梅煮、 厚揚げと野菜の煮物、 五目野菜みそ汁、 バナナ

<色で異なるバナナの栄養効果>
毎朝、バナナを食べている管理栄養士です。

さて、バナナは、完熟になるにしたがって、皮の色が緑色から黄色を経て茶色に変化します。
緑色の未熟な青バナナ、熟した黄バナナ、シュガースポットができた茶バナナがあります。
その熟す度合いによって、体への効果が変わります。

・青バナナ:整腸効果。
青バナナには難消化デンプンが多く、それは熟すにつれて分解されて糖化していきます。
難消化デンプンは胃や小腸で分解されず腸に届き、善玉菌のえさになります。

・黄バナナ:抗酸化力が高いため、アンチエンジングが期待できます。

・茶バナナ:免疫効果や、胃粘膜を保護するのに必要なリン脂質によって、胃潰瘍抑制効果が期待できます。

皆さんは何色のバナナを食べていますか?
私は幼いころから青バナナが好きでした。
もともと未熟な香りや味、しっかりとした食感が好みでしたが、
今では整腸効果を期待して選んでいます。

期待する効果で選んだり、熟し度合いを見定めて食べるのも一味違った食の楽しみ方ができるかもしれません。

和食

赤魚の変わりみぞれ煮

【今日の献立】〜お月見〜
ごはん、 赤魚の変わりみぞれ煮、 豚ミンチの焼きビーフン、 豆腐としめじのみそ汁、 白玉団子のきなこがけ

今年は、明日(9月10日)が十五夜です。
その日の月は、一年のうちで最も美しいとされることから、「中秋の名月」といわれます。
また、月をながめて楽しむお月見をする日です。

お月見は、梨、ぶどうなど秋の果物や、さつまいもや里いも、団子などをお供えし、すすきをかざって、その年の豊作を感謝する日でもあります。
今日の給食は、お月見と関連させて、「白玉団子のきなこがけ」を提供しました。

エスニック

タンドリーチキン

【今日の献立】
コーンピラフ、 タンドリーチキン、 ほうれん草とツナのポンマヨサラダ、 キャベツの洋風スープ、 牛乳

<タンドリーチキンってなに?>
タンドリーチキンとは、ヨーグルトやカレー粉などに漬けこんだ鶏肉を、タンドールで焼いたものです。
タンドールは、壺型の土釜で、その壁にナンの生地を張り付けたり、くし刺しにした鶏肉を入れて焼くためのオーブンです。
給食では、スチームコンベクションオーブンで焼いています。

中華

チンジャオロース

【今日の献立】
ごはん、 チンジャオロース、 きゅうりの中華和え、 酸辣湯スープ

<中華料理について>
 中華料理は世界各地の食材や調味料を積極的に取り入れて、独自の料理を作り出して進化してきました。
・麻婆豆腐の「唐辛子」
・青椒肉絲の「ピーマン」
中国に伝わったのは16世紀以降です。

・「オイスターソース」は19世紀末に開発され20世紀に入ってから普及しました。

 中華料理は外国に大きな影響を与えながら、中華料理の調理法自体も、日本料理などの国外の料理に大きな影響を受け、変わってきたのです。

和食

親子丼

【今日の献立】
親子丼、 ブロッコリーとツナのポン酢和え、 豆腐とわかめの味噌汁、 ぶどう

親子丼について
食べものは、体での働きによって「赤」「黄」「緑」の3つのグループに分けることができます。
<クイズ>
たまごは、何色のグループでしょうか?

【ヒント】 たまごは、にわとりから生まれます。
ですから、にわとりと同じ色のグループです。

<正解>
赤色です。
たまご自体は黄色ですが、そのはらたきは、からだの筋肉などを作るもとになりますので、赤色のグループです。

和食

鯵の竜田揚げ

【今日の献立】
ごはん、 鯵の竜田揚げ、 厚揚げじゃこピーマン、 かぼちゃとしめじのみそ汁、 梨

厚揚げじゃこピーマンのじゃこは、徳島県産のものを使用しています。
ちりめんじゃこの「ちりめん」は、織物のちりめん織に、干したじゃこが似ていることから名付けられました。

また、今日の梨は、広島県の世羅なしです。
あまくて、清涼感のあるジューシーさが特徴です。

中華

白マーボー豆腐

【今日の献立】
ごはん、 白マーボー豆腐、 れんこんのさっぱりごま酢和え、 チンゲン菜と白玉団子のスープ

<白マーボー豆腐について>
普段は八丁味噌を使って作るマーボー豆腐を、普通の味噌で味付けしました。
優しい味わいのマーボー豆腐です。

豆腐はカルシウムが凝縮されています。
原料の大豆は、畑の肉といわれるほどたんぱく質に富む食品です。
マーボー豆腐には、「豆腐、みそ、しょうゆ」の大豆からできた食品が入っています。
残さず食べて、栄養をしっかりとりましょう。

洋食

夏野菜カレー

【今日の献立】
夏野菜カレー、 ブロッコリーとツナのあっさりサラダ、 オレンジ、 牛乳

8月31日は”やさい”の日です。
<カレーに入っている夏野菜>なす、赤パプリカ、かぼちゃ、とうもろこし、トマト
サラダのしそ(大葉)も夏が旬の食べ物です。
夏野菜の多くは、体の熱をとって、体内の余分な水分を出す働きがあります。
夏の太陽をたっぷり浴びて育った栄養たっぷりの野菜を食べて、
体の中から暑さを吹き飛ばしましょう。

和食

さばのみそ煮

【今日の献立】
ごはん、 さばのみそ煮、 豚バラと野菜のソテー、 豆腐と野菜のおすまし


みそのパワーについて みそは、日本伝統の発酵食品です。
みその乳酸菌は、腸で善玉菌を増やします。
腸の状態が良いと、免疫力アップ、肌の状態もよくなることが期待できます。
1日1杯、みそ汁を取り入れてみてはいかがでしょうか。

中華

中華風とんかつ

【今日の給食】
ごはん、 中華風とんかつ、 さっぱり華風和え、 じゃがいもとえのきのスープ、 ヨーグルト(コアコアいちご)

中華風とんかつの味の決め手は「コリアンダー」です。
今回は味噌のソースの隠し味に加えました。

コリアンダーとパクチーの違い
コリアンダー…パクチーの葉や種を乾燥させて粉末状にしたもの。
パクチー…葉を生のまま使ったもの。

パクチー(コリアンダー)には、抗酸化作用があり夏にぴったりの食品です。
豚肉にはビタミンB1がたくさん含まれているので、合わせて食べると夏の疲れやすい体をダメージから守る効果が期待できます。