ニュース 2011/12/02 冬期のタイツ着用を許可しました
本校では、長年にわたってタイツの着用を認めず、制服には白色のソックスを指定していました。しかし、生徒自治会の方より、防寒のためのタイツ着用を認めてほしいとの要望が、正式の書面で提出されました。生徒自治会は、今年6月ごろより、この要望を実現させるための活動をはじめ、各クラスでの議論を集約したり、アンケートを実施したり、自治会総会を開いたりするなかで、要望についての具体的な根拠と、方針を、次のようにまとめてきました。
1 冷えは女性の健康を損なうため、防止すべきであること。
2 校則では、ストッキング(肌色)しか認められていないが、ストッキングとは40デニール未満の薄手のものであり、防寒の用をなさないこと。
3 80デニール、110デニールなどの防寒効果のあるタイツについては、黒色が主流であり、肌色のものは入手困難であること。
4 大正期まで遡って本学院の制服の歴史を確認したところ、黒色タイツを着用している写真があり、タイツは、本学院の伝統から逸脱していないということ。
5 カラータイツなどの着用については自主規制を設け、風紀秩序の維持に努めること。
本校では、今回の要望は、生徒の真摯な自治活動に基づくものであることを踏まえ、生徒指導部、職員会議等で検討した結果、今年12月1日より、試験的に防寒着としての黒タイツ着用を許可することになりました。
なお、生徒自治会のこれまでの活動については、近日中に開設する予定の「自治会ブログ」に、その詳細が報告されることになるでしょう。