狭山村の日常着???

男性の普段着[仕事着、農作業着]

和服の丈の短いもので筒袖。膝上何センチかの木綿の和服[東野でテッポウノノコという言い方が残っている。]ノノコの下には、バッチと言うステテコの丈夫な物をはく。現在のメリヤスのパッチは、これから変わったものである。大平洋戦争時分には国民服[現在のシャツとズボンに近い形]

女性の普段着

和服 帯は貝のくちに結ぶ。戦争中は一時的にモンペ。戦後、和服に戻る。

防寒着

男女共、ジンベサンと言って袖の無い綿入れで家族全員の分が揃えられていた。丈の短いものを岩室ではアツシといった。   

履物

普段は、ワラ草履で1週間ほど使用すると、破れるので雨の日などに作ってためておく。ゴム裏草履ができるまで、履かれていた。冬は、足袋を履く。

[家で作った足袋で、前で結んで履く。]                         


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