6年間で学んだチャレンジすることの大切さ

伊丹 さやか

2007年 ヴェルジェコース卒業
東住吉森本病院 形成外科

仕事内容

初期研修を経て現在は形成外科後期レジデントとして市中病院に勤務しています。形成外科は熱傷、顔面骨骨折、全身の外傷、先天異常、良性・悪性腫瘍、再建術、難治性潰瘍などの治療を専門とする科であり、頭の先からつま先まで全身にわたる治療を行っています。

帝塚山学院で学んだこと

帝塚山学院では中高6年間を通じて、様々なことにチャレンジする機会を与えていただきました。私は現在、医師として働いていますが、中高時代に学んだチャレンジすることの重要性が、今の日々の診療に臨む姿勢に繋がっていると思います。後輩の皆さんには、興味のあることにもそうでないことにも、まずは色々なことを経験して、自分自身の糧にしていって欲しいと思います。

帝塚山学院での思い出

中学生のとき、授業で「中学生ゆめポスト〜知事への手紙〜」に応募し、知事賞を頂きました。それまで私は、自分の考えを他の人に伝えるのが苦手で、友達にもあまり自分の意見をうまく言うことが出来ませんでした。しかし作文を書くにあたり、語彙を調べたりどうしたら相手に伝わるか考えを整理したりするうちに、次第に表現の幅が広がり、少しずつ自分の意見を伝えることができるようになりました。その時の経験は今でも日々の診療で患者さんにわかりやすく説明するという点において、とても役立っています。

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経験を積んで力に変えてください

プロフィール

伊丹 さやか
経 歴
2007年 帝塚山学院高等学校卒業。
2016年 大阪医科大学医学部医学科卒業。
2018年 大阪医科大学附属病院初期臨床研修終了。
その後、大阪府済生会吹田病院を経て、現在東住吉森本病院形成外科所属。

所属学会 日本形成外科学会