大阪狭山市のボランティアセンターに所属している点訳グループきつつきは、1988年に結成され第2、第4火曜日午後に活動しています。視覚障害のある小学生の勉強の手助けをするために20年前に発足し、現在10名ぐらいの人たちが、 依頼を受けて時刻表、カレンダー、歌詞カード(くみのき園で使用)時には府教委の依頼で高校の教科書、大学生の教科書等の点訳などもしています。 点字は、6つの点で表わされ(さいころの6の目、ちなみに6つ全部打ってあるとめ、わかちがきといっていろいろな規則のもとで1字あけたり、数字に数符をつけたり、アルファベットに外字符をつけたりします。目で見て、正しく読めないでも 理解している言葉がけっこうあるもので、とばして読んでもさしつかえないような人の名前などもすべてひらがなで打っていくので、辞書が手離せません。 金剛駅近くのビーネン前の聖ルシヤ教会でも第1、第3火曜日点訳をしています。20数年前盲学校を退職された先生の指導で 教会の奉仕活動として始まり、地域に還元しようと活動をひろげられました。 ここでもきつつきと同じようにパソコンで20名くらいの人たちが点訳をされています。 社協主催で、点訳ボランティア養成講座が開かれています。20名定員で、ここでは、点字板を使って点字を打っていきます。力の入れ加減で点がわかりにくかったり、紙に穴があいたり、パソコンと違って間違えたら消すのが面倒。ふくれたところを 反対からこすって平らにします。お互いにできたものを、隣同士みせあうのですが読み取りが大変。こちらのほうが、なれないと時間がかかります。現在、小学4年生の教科書に点字の教材があります。 |