絵本との関わり

昨今、絵本の読み聞かせの効果が話題になっています。

幼児期の絵本とのかかわり方で大切なのは、“自分で読める”ことではなく、“内容を楽しみ、想像し、感動すること”。子どもは絵本の世界で主人公と一体化し、喜びや悲しみを共にします。テレビと違うのは、それらすべてが想像の中で行われるところです。想像することで、より鮮明に深く心に刻まれ、自分だけでなく他者の気持ちも理解できる心が育ち、語彙力が身につくのは勿論、想像力や創造力、豊富な知識、さらには豊かな感性を育みます。絵本の素晴らしい点はそこにあります。

子どもの年齢に応じたお薦めの絵本「絵本の扉」ページへ

本園では設定保育前や降園前に、毎日読み聞かせを行っています。この絵本の読み聞かせを習慣づけると、園児たちは身も心も落ち着くようで、スムーズに保育に入ることができます。また、園児が絵本を身近に感じられるよう各クラスに400冊程度の絵本や物語、図鑑などを置き、年中・年長児には毎日、年少児には週3日の貸し出しを実施しています。中には、年間170冊近くの絵本を借り、自宅に持ち帰って自分で読んだり、読み聞かせてもらう園児もいます。生活の一部に取り入れることで、ごく自然に絵本が大好きになる環境を整えています。幼児期におけるたくさんの絵本との出会いが、豊かな人格形成につながります。また、子どもは親が自分のために絵本を読んでくれることに、大きな満足感を抱き、深い愛情を感じ取ります。満足感、充実感を味わい、十分に満たされた子どもは、おのずと自立するといわれています。園から持ち帰った本を、各ご家庭でほんの5分でも読み聞かせてあげる時間を作っていただければと思います。

絵本の扉
帝塚山学院幼稚園が子どもたちにおくりたい物語

子どもの年齢に応じたお薦めの絵本を「絵本の扉」という冊子にまとめて配布しています。「初版の年」にこだわり、長く愛され、心の奥深くに響くものを中心に選書しました。良質な絵本に少しでも多く出会うことで、豊かな感性を養い、他者を思いやるゆとりをもった人に育ってほしいと願っています。

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