1 バルブ景気の崩壊平成2年日本のバルブ景気も崩壊した。バルブ景気の崩壊は、我が国に長い低迷と大企業・銀行の倒産とリストラによって大量の失業者をもたらし日本経済はますます悪化し、社会の隅々まで多くの問題を生じた。 2 倫理の喪失政治家も役人も企業経営者も国民もバブル景気に浮かれ倫理を喪失。バブル景気の後遺症として最も重大なことは、企業経営者等の精神的な荒廃である。こうした企業倫理の喪失は、バルブ時代に「地道に働くことを軽んじたり、儲けのためには手段を選ばないという風潮が広がったため。」 と、日経連会長奥田碩(トヨタ自動車会長)氏が厳しく指摘している。 3 知価革命この低迷から抜け出す大改革、いわゆる知価の革命をも経験しつつある。経済の成長と企業利益の主要な源泉が規格大量生産から、知恵の値打ちの創造へと転換するこの時期を生き抜くことによって、50代・60代の世代の者は、もう一つの時代を体験出来るは ずだ。 |
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平成5年9月4日開港成田国際空港に次ぎ、関西のハブ空港として着工した関西国際空港は、平成5年9月4日に開港 した。 しかし、景気の低迷で乗客数は伸びず、地盤沈下による補修費が重荷となり、今だ低空飛行を続けている。 |
と考えいる。
つもりである。