社会教育の課題と展望

 (1)社会教育の特徴
  社会教育の通弊として、その構成員は様々な社会背景を持った人達からなり、その個 体差を含め一体化や進度調整に難を来すと云われている。

 1)報告者が所属するクラブを例に取ると、その構成は中学3年の在学生から68才の最年長者を含み、社会的背景としては公務員や企業勤務者、専業主婦、停年退職者、中学生等からなっている。

 2)パソコン歴から見ても、結成当初からの参加者、次年度からの参加者、直近の講座修了者などから構成され、その能力を時間関数(経過時間に比例すると単純化)として見ても千差万別である。

 3)その他の要因として、自由に使えるパソコンの所有についてもクラブで学ぶマッキントッシュを持っている人、WINDOWS系統のPC/AT互換機の所有者、或いは未だ所持していない人とこれも大きくバラツいている。

 以上のような背景は、クラブでのパソコン修得以外に費やする復習時間の差となって表 れ、講義内容の理解力ひいては修得の進度となって表面化する。

 

 社会教育の実例
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