大阪狭山市に於ける社会教育の現状

 

 大阪狭山市に於いて公民館活動の一端として、パソコンに関する講座が開設されたのは1987年、当時のNEC98シリーズの導入によって、MS-DOSによるシステム構築からのスタートであった。

 次いで1993年MacintoshのLCシリーズの導入、1998年同じくMacintosh7300シリーズへのリプレースを果たし今日に到っている。

 (1)講座内容の一例:

講  座  名
講   師
受講時間
受講資格

 マルチメディアにふれてみよう

帝塚山学院大学
2hr.×10回
市内在住40歳以上*

 インターネットの波に乗る

公民館職員
2hr.×10回
市内在住40歳未満

 熟年パソコン養成コース

公民館職員
2hr.×15回
市内在住60歳以上
*勤務先が市内の場合も受講可

 (2)講座内容

 1)「講座名マルチメディアにふれてみよう」 はハイパーカードを用い、且つナビパレトを使って、全くの素人でもデスクトップ上に文字や絵を描き、音声を取り込んでカードを数枚 転換し、マルチメディア的感覚を容易に味わう事が出来るように、カリキュラムが工夫構が成されている。 

  2)他のコースはインターネッ・トオリエンティッドなコースで、アドビ社のページ・ミルない しはファイルメーカーのホームページProを使用してのホームページ作成である。講座修了者は市立公民館のホームページ作成に協力して実効を挙げている。

 

 (3)講座終了後のフォロー

 1)講座終了後修了者は公民館のパソコンルームを自由に使わせて貰うことが出来る。 概ねパソコンは各自購入するが、21台のパソコンに加えイメージスキャナーほか、各種の周辺機器の充実、それに何と言っても豊富なソフトウエアーが魅力である。

 同時に各マシンはイーサーネットで結ばれ、データの共有化はもとよりインターネットに常時接続されており、無料で好きなだけ使えるところから利用者は後を絶たない。

  2)講座修了者の半数近くは、更に研鑽を積みたいとクラブを組織したり、既存クラブに加入してパソコンの修得に勉めている。

 

 公民館風景

  課題の具体的事例

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