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アーティストがいっぱい

  • 子どもたちの歩み
  • Vol.50
一年を締めくくる3学期、子どもたちは自分の力でできることがたくさん増えました。そして好きなことや得意なことも増えましたね。そのなかで、今いちばん楽しんで取り組んでいるのが、絵画制作活動。
 冬休み明けに、年少組は色画用紙を使って作品をつくりました。わかば組のテーマは「元気なお餅入りのお雑煮」、そら組は「おしゃれなだるま」です。それぞれ好きな色を選んで、自分の思い描く大きさ・形にはさみでチョキチョキと機嫌よく切っていきます。年中組は粘土に親しみました。紙粘土と土粘土!むぎゅっむぎゅっと手のひらや指先を上手に使って、立体作品づくりに挑戦です。年長組は油絵を制作中です。鉛筆でのデッサンの段階からすで
に力作ぞろいで、完成が楽しみです。
どの学年もアーティストの個性…よく考えながら慎重にゆっくりと手を加えていくタイプもいれば、えいやっ!と直感をたよりにダイナミックに表現するタイプもいます。同じテーマでも作品によって表現が異なるのは、子どもたち一人ひとりが「僕はこうしたい!」「私はこんな風にするの!」という思いを強く持ち、それを実現させる力がついているからです。
 「先生、こっちきて!これが私の作品。こっちは○○君がつくったんだよ。すごいでしょ~。」「ほら、このだるまはとっても優しいの。そして笑ってるの。」こんな風に自分や友達の作品を紹介してくれるアーティストたちは、自信たっぷりです。表情も、一人ひとりのアート作品も、何度見ても飽きることはありません。

帝塚山学院幼稚園では未就園児の皆さまに
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