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年少児のえんぴつ

  • 子どもたちの歩み
  • Vol.46
 7月から年少児はえんぴつと仲良く付き合い始めています。まずは正しい姿勢で椅子に座って机に向かい、えんぴつを正しく持つことからスタートです。  
 子どもたちはお勉強ができる「お兄さん」「お姉さん」になった気分になり、えんぴつを持って机に向かう自分を誇らしげに感じているようです。ですから、「先生、見て見て!こんなの書けたよ。」「上手にできた!」と自慢げに書いた線を見せてくれます。10月現在も雲から降り出す雨の線や、蹴ったボールが描く放物線など、イラストの線の上をはみ出さないように、ゆっくりと運筆のお稽古をしています。長い時間をかけて取り組むことで子どもたちが退屈し、えんぴつ嫌いになっては悲しいので、短い時間で楽しく集中して取り組めるようにしています。まだ、えんぴつを正しく持って線を書くことは難しい様子で、筆圧はゆるく、線は薄く、細いです。しかし、子どもたちにはやる気があります。少しずつゆっくりと稽古の時間を積み重ねることで、今の年長児のように正しく丁寧で気持ちのこもった平仮名を書くことができるようになるはずです。
 何事も基本が大事。正しい姿勢やえんぴつの正しい持ち方を保ちながら、机に向かう時間を楽しんでほしいです。    

帝塚山学院幼稚園では未就園児の皆さまに
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