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10月の園外保育に新メニュー!

  • 子どもたちの歩み
  • Vol.46
 私たちがエキサイティングな1日を過ごした場所は、秋の大泉緑地公園!大泉緑地公園には毎年必ず園外保育で出かけ、どんぐり拾いや昆虫採集、ザリガニ釣りを存分に楽しんでいるのですが、今回、新しい活動メニューを加えました。それは、カブトムシの幼虫探し!!!大泉緑地公園にカブトムシが生息していること、ふかふかな土の中で幼虫が育っていることを聞きつけ、「これはみんなで探索する価値あり!」と、年長児たちと取り組みました。  
 子どもたちは家から持参した飼育ケースと、幼稚園で新しく購入した折りたたみ式シャベルを持ち、カブトムシの幼虫がいる条件が整っていそうなスポットをめざしました。試し掘りは園長です。さくっとシャベルを土に入れて掘り返すと…ムチっとして弾けそうな白色表皮の幼虫がコロンと登場しました。その喜びと興奮は、まるで大海原でジンベイザメと遭遇したときのよう。それ程わくわくする幼虫探しです。子どもたちも夢中になって土を掘りました。「いた!」「ここにも!」「これ、大き過ぎてちょっと気持ち悪い…」そんな声があちらこちらから沸き、昼食のお弁当を食べるのを忘れるくらい長く長く遊びました。
 希望者は幼虫を一人2匹まで持ち帰り、各家庭でカブトムシを育てることにしました。どんなふうに大きく成長していくのかを観察したくて、あえて小さな幼虫を持ち帰る子、大きさに魅了されてビッグな幼虫を持ち帰る子とさまざまです。
 こんなふうに昆虫に親しむことで、子どもたちの自然科学への興味・関心の芽や小さな命を大切に思う気持ちが育まれます。そして、それらがSDGsの取り組みとして自分ができる、何らかの行動にもつながっていくことでしょう。

帝塚山学院幼稚園では未就園児の皆さまに
本園の教育を体験していただけるイベントを開催しています。
各イベントの詳細につきましては下記リンクをご覧ください!