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みんなでラ・ラ・ラ♪

  • 子どもたちの歩み
  • Vol.42
 雪が降ったときには、園庭で「ゆき」のうたを飛び跳ねながら歌い、園外保育で長い道のりを歩いているときには、「さんぽ」を歌って過ごした子どもたち。今年度1年間で子どもたちは何曲うたを歌ったでしょう?季節や行事、月ごとに選んだ子どもたちの興味・生活・活動に合った楽曲や、子どもたちから歌いたいとリクエストされたうたをクラスのみんなで歌ってきました。年長児ならその数約60曲!今年度は11月に音楽会を実施し、音楽会用に選曲した楽曲もあったため、例年よりもさまざまな曲調の楽曲にふれることができました。そのおかげも大いにあり、歌うことが大好きになり、音楽が身近にある素敵な1年になりました。
 子どもたちがうたを歌うときには、歌詞が意味することや情景をイメージし、音程やリズム・拍・強弱を意識して、音楽表現力を養うことをねらいとしています。また、曲全体の雰囲気やニュアンスを捉えて、自分なりの自由な表現を楽しむことも大事にしています。しかし、子どもたちに育ってほしいと願う一番のことは、歌うことが楽しい!音楽が好き!という思いです。冒頭に述べた「ゆき」や「さんぽ」は、幼稚園の活動のなかで子どもたちが自然と歌いだしたエピソードのひとつです。園庭で遊んでいたら突然、雪がちらちらと舞い落ちてきて嬉しかったのでしょう。心がはずみ、「ゆ~きやこんこ♪」と歌いたくなったのですね。長い道のり…楽しいけれど、ちょっぴり歩くのに疲れてきた園外保育。「歩こう歩こう 私は元気~♪」と歌い出して自分たちを元気づけたのですね。
 子どもたちの生活の中に音楽があふれ、豊かな感性が確実に育っていることを嬉しく思う年度末です。

帝塚山学院幼稚園では未就園児の皆さまに
本園の教育を体験していただけるイベントを開催しています。
各イベントの詳細につきましては下記リンクをご覧ください!