医学部・歯学部・薬学部などへの進学をめざす専攻です。
これからの時代に、女性として自然科学分野のスペシャリストとなって活躍し、
社会へ貢献するための専門的な技術と知識を養います。
学びのエッセンス
Essence 1充実した実験設備
「生物室」「物理室」「化学室」を完備しており、あらゆる実験を行うことが可能です。教科書で数値や写真を眺めるだけでなく、実際の体験として理科を学ぶことを大切にしています。
Essence 2大学の学びを先取り準備
本校では、大学受験対策だけではなく、推薦などで早めに進路の決まった生徒には、大学生用のテキストで微分積分学や線形代数学の先取り指導を行うこともあります。
Essence 3大学講師による授業
医歯薬系の大学をめざす生徒が多いため、医歯薬系大学から講師を招く出張授業や医療従事者による講演会などを実施。目標とする分野に近づく学びで、学習意欲も高まります。
学年ごとの学びのポイント
高校1年生2年次以降の専門的な学びに備え、
基礎学力を高めていきます。
理系の学びに偏ることなく全学科全科目を学習しながら、2年次以降の専門的な学びへの基礎学力を高めます。薬科大学の大学講師による講義も1年次から導入するなど、将来像を具体化するサポートも実施。「創究講座」では、読解力や自らの研究を発表する力を育成し、医歯薬系の小論文入試などで必要となる力の養成をめざします。
高校2年生補習や講習などの手厚い支援体制のもと、
めざす分野への学びを深めます。
2年次では、理系の学びがいっそう専門的になり、目標に向かう学習にも力が入る時期です。自身のめざす分野が社会に貢献することなどを自覚しながら、目標を再確認し、進路も具体的に計画していきます。学習内容が高度化していくため、理解をフォローするための補習や講習を実施するなど、手厚いサポート体制を整えています。
高校3年生志望大学、さらにその先を見据え、
高度で専門的な学習に打ち込みます。
目標を定め、志望進路に向かって学習に打ち込む時期が3年次です。各自の進路に応じた科目を選択し、より専門的な学習に取り組みます。志望する学部に応じて特化した授業を選択することが可能です。さらに大学進学の先まで見据え、社会に出ても役立つ力の養成にも力を入れます。
理科「発生」（生物学）
生物学は「生命の不思議」を学ぶ科目。この分野を学ぶ過程には科学的思考力が必要です。「発生の仕組み」の授業では、先人の行った実験から、発生がどのように進むのかを理解します。1つの実験を理解すると次の疑問が生じます。生物学は、「疑問・仮説→その検証実験」の繰り返しです。実際に実験をするつもりで実験の目的や方法を考える、という思考プロセスを重視する指導を行います。
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