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活動報告

高3 神戸ファッション美術館見学

「GOOD DESIGN AWARD 神戸展」見学
11月24日(土)、校外学習として高3美術専攻生が美術館見学に行ってきました。
今回鑑賞したのは、神戸ファッション美術館で現在開催中の「GOOD DESIGN AWARD 神戸展」。
1957年に創設された「グッドデザイン賞」は、長年にわたり、私たちのライフスタイルと社会の変化に寄り添いながら「よいデザイン」を選び続けてきた、日本を代表するデザイン賞です。なんと東京以外では初となる大規模展ということで、プロのデザインに触れる貴重な機会となりました。

普段からよく見慣れた馴染み深いデザインも多く、生徒たちは大喜び!実は教員もちょっぴりテンションが上がりました。

社会の課題に応え、幸せな未来をもたらす「グッドデザイン」の数々に触れることで、絵画や彫刻、インスタレーションなどのアート作品とは異なるデザイン」の目的や役割、その機能美について再発見できたのではないでしょうか。


  - 生徒コメント -

    ●この世界はデザインがあるからこそ暮らしに明るさ、楽しさをもたらしていると思います。
     「デザイン」は生きることにとって本当に大事なものだと思いました。

    ●みんなが待ちわびていたような物から、逆に商品から問題の存在に気づかされる物まであった。
     どの企画も“誰かのため”を根幹にして作られており、感動した。

    ●独創的であることが必ずしもデザインとして成功するわけではないと思った。
     日常や必要である状況をよく観察して、必要性で構成された物、且つ人々を楽しませる
     ユーモアを持つものが優れたデザインといえるのかもしれない。

    ●自分の表現だけではなく、相手のこともしっかり理解し、考えてつくるのは難しいことだと改めて思いました。
     良いデザインをつくるには、身の周りの問題に向き合って行くことが大切なのだと感じました。


帝塚山学院高等学校 美術系専攻