素直さはどこから?

2017年10月25日

最近幼稚園で子どもたちに誘われる遊びがあります。
それは、泥だんご作りです。

お昼、給食が終わり戸外遊びが始まると子どもたちが職員室の私の所にやってきて、「泥だんご作ろう」と誘ってくれます。この泥だんご、ただの泥だんごではありません。
ピカピカに光る泥だんごなのです。

私がある程度、光った泥だんごを作ると子どもたちは、それが羨ましくてたまらないようです。
子どもによっては、ストレートに「ちょうだい!」と言ってきますし、「できないできない」「やってやって」と依存する子。寡黙に頑張る子。子どもの性格がすぐに見えてきます。もう少し泥だんご作りは続くと思います。
親分として、腕前を見せつけたいと思います!

さて、子どもの時代の満足度を上げることはとても大切と私は考えています。
なぜなら、満足している子どもは常に「素直」です。
物事を、歪曲して受け取らす素直に聞き入れるため、とても吸収率が高く、伸び率も高いです。

それでは、その満足度をあげるには・・・
こうやって、自分自身で遊びを選択できることも大切です。そして、そこでできたこと、できなかったことをみんなと共有する心を使う体験がともて大切です。

また、、日常生活において心を満たす体験はどこにあるのでしょうか?
それはやはり、できる限り親や大人が子どもに付き合ってあげることでしょうね。 話を聞いてもらったり、自分を見てもらったり、その体験が心を満たすのではないでしょうか?
もちろん、これだけではないですが・・・。

しかし、忘れてはならないのは「睡眠不足」
この状態では、本来の子どもの力は発揮できません。
皆様の、お子様の満足度指数はどれくらいでしょうか?
ちょっと、振り返ってみてください。

追伸
子どもたち 明日もまた、泥だんごに誘ってくれるかな?
子どもからのお誘いは
私の心を満たしてくれますからね。
 

 
年長さんだけですが、現在は年少さん年中さんも頑張ってますよ! この泥だんごの輝き具合には、まったく満足していませんよ。

ひとりごと

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帝塚山幼稚園 園長

帝塚山幼稚園 園長

田中 幸枝

明るく元気で、好奇心旺盛。スーツを着て園内で過ごすことが最も苦手。「感動体験」をモットーとした幼児教育を行っている。「食育インストラクター」「ブレッドライセンス」「小型船舶1級」といった資格を所有し、自ら現場に出て園児の指導に当たっている。

[趣味]

アウトドア色々・・・
夏は海でシーカヤック・キャンプ、冬は冬山でバックカントリー・スキー

[特技]

料理、アウトドア料理、野菜作り、簡単DIY

2017年10月