昔、旅人が木陰で休めるようにと、街道沿いに街路樹が植えられたと、何かの本で読んだ記憶があります。我々の一番身近な自然である街路樹は、やすらぎと憩いを与えてくれます。新緑の美しさは、街中でふと目にする若葉にも立ち止まってしまうほどの新鮮な驚きがあるものです。また、色の変化や落葉を楽しませてくれる紅葉の並木道は季節を感じ取らせてくれる大切な自然空間です。そして花です。自然の生み出した、その美しさ、可憐さは寂しさや苦しみをも忘れさせてくれます。心豊かに生活するために、いつも身近に緑や、花を感じていたいものです。大阪狭山市を花の国オランダのような彩り豊かな都市にしたいと思います。
