私が市長になったら

梅雨も終盤を迎え、いよいよ夏本番ですが狭山の皆さんいかがお過ごしでしょうか。

世の中は『やれ不景気だ、リストラだ』と働く者にとって体温の上がることばかりです。思い返せば十年程前は『この世の極楽』を謳歌していたことが嘘のようで、人の世とはこんなにも簡単に移り行くものでしょうか。改めて『祇園精舎の鐘の音』で始まる平家物語の一節を思い出します。

さて、どうしていとも簡単に世情が一変してしまうのでしょうか。  それはあなた方『人間様』の価値観が余りにも気まぐれで、かつ、大人のそれも男性の価値観が世の中を支配しすぎているのではないでしょうか。  私、ネコ市長はそんな世の中を改めたいと考えています。  

そこで私ネコ市長は次の点を市政に反映したいと考えています。

1. 政策決定には大人から子供まで意見を聞いて決定します。

  街に住んで居るのは有権者の大人だけではありませんので、そこで選挙権はありませんが子供達の意見集約の機会を各小中高等学校に与えます。  テーマにもよりますが場合によっては幼稚園の子供達にも参加してもらい『自分達の未来像を小さい頃から考えて夢見る』機会を与えて、その夢実現のためにはどんな勉強が必要かを自覚しながら学ぶことが大切です。

2. 『好きこそはものの上手なれ』を市政に取り込みます。

  人間それぞれ皆、得手不得手があります。 誰でも物心ついたころから何故か分かりませんが『自分の好きなこと』をしていると時間も忘れて心静かに没頭できるものです。そして不思議なことにお金に成らないことでも満足感が得られるものです。 逆に『興味のないこと』はたとえ短かな時間でも心を集中出来ないまま、何の成果も得れません。  そこで市政に『市民みんなの得手を集約して活用する』システムを確立するのです。 手始めに皆さんにはどんな好きなことそして得手をお持ちかをデーターベース化して大いに活用し、言い換えれば皆さんに大いに活躍して頂く機会を通じて、自分達の手で自分達の街造りを実現ます。

3. 街の家計簿を公表します。 『街の財産は皆の財産』と言う意識作り

  皆さんの家庭にも家計簿があるように街にも『町の家計簿』があります。  収入が減っているのに無駄使いをするようなことは家庭の奥さんなら決してしませんが、街の代表の人達は結構しています。 また、仮に無駄使いをしていたとしても『街のお金だから自分とは関係無い』と言う感覚が無意識にあるのも事実でしょう。  私ネコ市長は『火の車』の街の家計簿を分かり易く公開し、例えば小学生にも理解出来る程度にして、その解決策をホームルームの時間などに皆で考えてアイデアを広く募るのです。

 

最後に大阪狭山市の皆さん、狭山の未来予想図は皆さんそれぞれの『夢見る心の中』にあるのです。  そのためには、物心ついた幼子から病院でベットに寝ている患者さんまで皆が『自分の夢』をしっかりと描こうとする気持ちが何よりも大切です。  未だ来らんすばらしい狭山そして日本を実現するのは皆さんの『自分の夢を見ようとする気持ちを絶やさない』眼差しにのみ『すばらしい明日の夢』は訪れるのです。


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