オムツ離れ パート2

2014年08月04日

ここでご紹介しているのはあくまでも目安です。
発達には個人差があります。

パート1では 7ヶ月頃までの様子をご紹介しました。

8ヶ月頃になると
【膀胱が充満したことを自覚する段階(24ヶ月ごろまで)】

*投げ座りができるようになれば、オマルに座ることができます。
*オムツ交換時に汚れていなくて、きげんが良いときや食後など、排せつ間隔を見ながらオマルに誘います。
(ある程度の排せつ時刻を知っておくことが大切です。)
*出た時には、「気持ちよかったね」などそばで話しかけて喜びと結びつけてあげましょう。

ポイント
いつからオマルに座らせたらいいのか?
投げ座りが目安ですが、座らせても安定しないときは無理強いさせないようにしましょう。

きげんの良い時をねらいましょう。そして安定感があるよう、足と手でしっかりと体を支えられるよう、姿勢を確認してあげてくださいね。
何より、オマルに座ることがたのしい!雰囲気作りが大切です。

成功した時には 思いっきり誉めてあげてください。
「きもちよかったね〜」「できたね〜」と本人にも喜びを自覚してもらいましょう。

1歳ごろになると
【ウン(大便)とシー(小便)がだいたい理解できてくる】
*「シーシ」 「うんち」 と言葉がけをして排泄と言葉と意識づけましょう。
*排泄の間隔が定まってきます。
*尿意を感じたときは、大人に「シー」と意思表示をするようになります。

 
 
1歳8ヶ月のYちゃんもがんばるぞ!

オムツ離れ

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オムツ離れ パート1

2014年05月06日

最近、オムツ離れが遅くなっている・・・・
または、オムツ離れにとても苦労すると聞きます。
紙おむつが発達して、2歳半頃から急にオムツを外そうとしてもそれは無理・・・・。

3歳の幼稚園入園までに出来るだけスムーズにオムツを外してもらうために、一般的な発達に応じた援助をご紹介したいとおもいます。(あくまでも目安で、発達には個人差があります。)

0ヶ月〜7ヶ月頃
【膀胱に尿が一定量たまると、しぜんに排尿がおこる時期】
 *オムツがぬれると泣き、替えてもらうと泣きやみます。
 *徐々に1日の尿回数は減り、1回の量が増します。

 6ヶ月頃になると 
 *食事と排せつの間にはっきり間隔が生じ、排せつの時刻も一定化しきます。

ポイント
オムツの性能が良くなり、泣かなければ取り替えない保護者の方が増えています。乳児期のオムツ交換は排せつの自立の基礎になるんですよ。 指を入れて確認したり、時刻を見てオムツ替えをしてあげましょう。

オムツ替えの都度、言葉で交換することを伝えたり、話をしたり、ふれあい遊びを忘れないでくださいね。
これも、赤ちゃんにとっては楽しい時間。ママとの嬉しいふれ合いタイム。オムツ交換の回数が減るとコミュニケーションの回数が減っていることに気づいてくださいね。
 
 
ご機嫌な年少さんのスマイルショット!

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帝塚山幼稚園 園長

帝塚山幼稚園 園長

田中 幸枝

明るく元気で、好奇心旺盛。スーツを着て園内で過ごすことが最も苦手。「感動体験」をモットーとした幼児教育を行っている。「食育インストラクター」「ブレッドライセンス」「小型船舶1級」といった資格を所有し、自ら現場に出て園児の指導に当たっている。

[趣味]

アウトドア色々・・・
夏は海でシーカヤック・キャンプ、冬は冬山でバックカントリー・スキー

[特技]

料理、アウトドア料理、野菜作り、簡単DIY

2020年1月