読書の輪「おすすめ本」紹介 No.081

2017年3月21日

読書の輪「おすすめ本」紹介

  あなたの『おすすめ本』を募集します。
帝塚山学院中学校高等学校図書館にある本で、あなたのお友だち・先輩・後輩たちに、 自分が読んで感動した本、みんなに是非読んでもらいたい本を紹介してみませんか?

おすすめ本の投稿は下記のサイトから受け付けています。
http://www.tezukayama.ac.jp/jhlib/dokushonowaboshu.html

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推薦者 (所属) 書名 著者 出版社 【請求記号】 紹介記事
SH (卒業生)
 
クローバー / 中西翠著 -- 東京 : 講談社, 2009.10   請求記号【913.6 ナカ 】 とっても読みやすく、物語の中に入っていきやすい作品でした。主人公の好葉が図書館のいろいろな本の中に四つ葉のクローバーを入れるという習慣がとてもおもしろかった。最後の直人が好葉に告白をする言葉がとてもすてきで読んでいる自分までドキドキさせられた。今後の好葉がとっても気になるラストになっていた。この本を読んで自分も図書館の本の中にクローバーを入れるなんて素敵なことをしてみたいと思った。
YA (卒業生)

 
永遠の0 / 百田尚樹著 -- 東京 : 太田出版, 2006.8   請求記号【913.6 ヒヤ 】 この作品は原作・映画共に大ヒットして注目されていますが、私も映画化がきっかけで読み始めました。主人公がフリーライターの姉と実の祖父の真実を、祖父と共に戦争を経験した人々を訪ね、知っていくというストーリーなのですが終盤にかかると涙がこらえられず、溢れ出しました。祖父、宮部久蔵は実在した人物ではありませんが、こんな人がもしかしたら昔いたのではないか、著者はこの時代に生きておられたのかと思ってしまうほどの迫力ある戦闘シーンももちろん注目の1つです。「戦争を美化している」という批判も一部ありますが、戦争を二度と起こしてはいけないという訓戒を伝えたかった作品だと思っています。皮肉にも人間は過ちを通して誤ちを知る動物です。今がどんなに幸せか、幸せであるからこそ今どうするべきかどうあるべきかを頭の片隅におきながら読むと感じ方も変わるのではないでしょうか。映画を見た人も映画とは違う、字が訴えてくる気持ちをくみ取ってほしいです。お薦めしてもしきれない感動の一冊です。ぜひ読んでみて下さい。
OK (卒業生)
    
氷菓 / 米澤穂信[著] -- 東京 : 角川書店, 2001.11   請求記号【913.6 ヨネ 文庫 】 原作は小説。2012年にはアニメ化になり、現在もコッミク化して販売されるほどの大人気作品です。主人公は勉学にもスポーツにも色恋沙汰にもとにかく興味を示さない灰色な人間。しかし、ある一通の手紙によって主人公は「古典部」という部活に入部させられることになってしまう。主人公の周りで起こる問題を解決しながら青春を送る、爽やかだけど、ほろ苦い青春ミステリです。是非、読んでみて下さい。
KO (中学生)
  
死神うどんカフェ1号店 ; 1杯目 / 石川宏千花[著] -- 東京 : 講談社, 2014.5   請求記号【913.6 イシ 1 】 亜古良と一緒に、川でおぼれて、いっしょに、意識不明になった希子。希子は意識をとり戻したが、亜古良は取り戻さなかった。そんなある日、希子が「死神うどんカフェ」でばったり出会ったのは、亜古良だった。亜古良の意しきが戻ったのか、それともちがう人なのか、すごく気になる本です。
OY (中学生)
 
マザー・テレサ愛と祈りのことば / マザー・テレサ[述] ; ホセ・ルイス・ゴンザレスーバラド編 ; 渡辺和子訳 -- 東京 : PHP研究所, 2000.9   請求記号【198.24 テレ 文庫 】 マザー・テレサが貧しい人を助けるということに感心しました。また、すばらしい言葉がいろいろあるのでぜひ読んでみてください!