読書の輪「おすすめ本」紹介 No.073

2012年6月4日

読書の輪「おすすめ本」紹介

  あなたの『おすすめ本』を募集します。
帝塚山学院中学校高等学校図書館にある本で、あなたのお友だち・先輩・後輩たちに、 自分が読んで感動した本、みんなに是非読んでもらいたい本を紹介してみませんか?

おすすめ本の投稿は下記のサイトから受け付けています。
http://www.tezukayama.ac.jp/jhlib/dokushonowaboshu.html

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推薦者 (所属) 書名 著者 出版社 【請求記号】 紹介記事
HI (教職員)
少女 / 湊かなえ著 -- 東京 : 早川書房, 2009.1   請求記号【913.6 ミナ 】 登場人物の関係が読めば読むほど絡み合い、衝撃のラストへと向かっていく。これこそ湊かなえワールドと言える作品です。2人の少女の行動・心情を考え、味わいながら読んでみてください。
MI (中学生)
妖怪アパートの幽雅な日常 ; 1 / 香月日輪[著] -- 東京 : 講談社, 2003.10   請求記号【913.6 コウ 1 】 両親をいっぺんになくした俺は、叔父の家で肩身の狭い暮らしをしていた。中学校の卒業式が終わり、やっとの思いで受かった寮付の高校あの家からでられるとおもうと嬉しくてたまらなかった。なのに寮が火事になり・・・・・。アパートにすむことになった俺が住むことになったアパートは"寿荘"通称妖怪アパートだったのだ!
UE (高校生)
ボトルネック / 米澤穂信著 -- 東京 : 新潮社, 2009.10   請求記号【913.6 ヨネ 文庫 】 パラレルワールド的なところに飛ばされた「ぼく」。もし「ぼく」ではなく別の誰かが代わりに生まれていたら、世界はどう変わったのだろうか。たくさんの伏線が張り巡らされていながらあまりに自然に組み込まれているので、あの一瞬がこんなにも意味のあるものだったのかと後から後から気付かされて驚きます。物語は完結するのではなく、その気配だけを残して終了します。私は完結してしまう方が好きなのですが、その、続きが気になる感が残るのもまた面白いと思います。思わず最後までぶっとうしで読んでしまう一冊なのでぜひ読んで欲しいです。
UR (中学生)
下町不思議町物語 / 香月日輪著 -- 東京 : 新潮社, 2012.2   請求記号【913.6 コウ 文庫 】 私が、初めてこの本を読んだとき、とても明るい気持ちになれました。主人公の直之が転校先の学校でいじめられても、それに立ち向かう姿が前向きだったし、師匠こと高塔がとても面白く、二人の関西弁で話すのが毎回笑わせてくれて、魔法にかかったみたいで、楽しい気持ちになれました。皆さんにお勧めです。
FU (高校生)
バカが全裸でやってくる / 入間人間[著] -- 東京 : アスキー・メディアワークス : 角川グループパブリッシング(発売), 2010.8   請求記号【913.6 イル 文庫 】 小説家というものは、常に全裸である。その中でもとりわけ小説に魅せられた者は『小説バカ』と呼ばれ、全裸の思考を見せつける。この本は、愛と勇気をもった変態が一点の夢にむかう姿を描いたおもしろい本である。題名に偽りなしのこの一冊を読むことを推奨する。