読書の輪「おすすめ本」紹介 No.055

2009年6月16日

読書の輪「おすすめ本」紹介

  あなたの『おすすめ本』を募集します。
帝塚山学院中学校高等学校図書館にある本で、あなたのお友だち・先輩・後輩たちに、 自分が読んで感動した本、みんなに是非読んでもらいたい本を紹介してみませんか?

おすすめ本の投稿は下記のサイトから受け付けています。
http://www.tezukayama.ac.jp/jhlib/dokushonowaboshu.html

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推薦者 (所属) 書名 著者 出版社 【請求記号】 紹介記事
SU (高校生)
  覚悟のすすめ(角川書店)
覚悟のすすめ / 金本知憲[著] -- 東京 : 角川書店 : 角川グループパブリッシング(発売), 2008.9   請求記号【783.7 カネ 新書 】 覚悟がテーマになっている作品で、この本を読むと、今自分が悩んでいることはとても小さいことだと思うことができます。アニキの力がとても伝わってくるので、ぜひ一度読んでみてください。
YA (教職員)

  証言・フルトヴェングラーかカラヤンか(新潮社)
証言・フルトヴェングラーかカラヤンか / 川口マーン惠美著 -- 東京 : 新潮社, 2008.10   請求記号【764.3 フル 】 二人の世界的名指揮者とエリート楽団員達。その関係、さぞかし友好的なものかと思いきや。両巨匠の下で演奏した十一人の元ベルリンフィルのメンバーーに、果敢にもインタビューに赴く筆者。当時の二人を熟知する彼らの言葉は、まさに「証言」であり、この両巨匠のスタイルの違いを明確にしてくれる。常に最高のハーモニーを追求することが義務づけられた名門オーケストラ。一方、楽団員の胸中には「葛藤、愛憎、不安、敬愛」など複雑な思いが錯錝し、それは指揮者にも向けられる。個人表現ができる「文学や絵画」との決定的な差を感じる。フルトヴェングラーを継いだ対照的なカラヤン。その後、アバド、ラトルとその後継者は続く。ベルリンフィルの伝統も連綿として受け継がれているという。次の来日を心待ちにしたい。
YA (教職員)

  本の読み方(PHP研究所)
本の読み方 : スロー・リーディングの実践 / 平野啓一郎著 -- 東京 : PHP研究所, 2006.9   請求記号【019.12 ヒラ 新書 】 京大時代に芥川賞を受賞、この気鋭の若手作家の「読書法」とは如何なるものか。「表面的な知識で人を飾り立てるのではなく、内面から人を変え、人間性に深みを与える読書」を。「読み終わった時にこそ本当に始まる読書」、すなわち「これからの人生に関わる読書」をと。要するに「教養」としての読書が真の読書であり、その為には「速読」なるものを拒否し、「スローリーディング」が不可欠であるとする本書の前半部。案外、常識的な内容だなとも思った。が、圧巻は後半部にあった。漱石、鷗外、三島、カフカらの名作、フーコーの評論の一節を例にとっての、自身の唱えるスローリーディングの「実践編」である。筆者が作品を読む際の「その多彩な視点と奥深さ」は瞠目に値する。生徒達には勿論、慌しい生活を送る大人にもお勧めしたい一冊だ。
SHI (高校生)
  空想科学読本(メディアファクトリー)
空想科学読本 ; 1 / 柳田理科雄著. -- 新装版 -- 東京 : メディアファクトリー, 2006.7   請求記号【778.8 ヤナ 1 】 この本はアニメなどで起こっている事は、現実には出来るのか?を検証した本です。一言で言えばこれだけですが、読んでみればとてもたのしいです。著者は、ラジオ番組をやってらっしゃるのですが、そのラジオもこの本にかかれている様な事をしてました(笑)。一度読んで下さい。
NA (教職員)

  手紙(文藝春秋)
手紙 / 東野圭吾著 -- 東京 : 文藝春秋, 2006.10   請求記号【913.6 ヒカ 文庫 】 毎日、ニュースを見ては、いろいろな犯罪がおきてうんざりしている。この本は人殺しの兄をもった少年に焦点をあてた本で、ことあるごとに社会の厳しい目が少年に立ちはだかる。大学への進学、恋人との別れ、就職、結婚、自分の子にまで犯罪加害者の家族として重い十字架がのしかかってくる。そんな状況の中で獄中の兄から次々と手紙が届く。殺人者の家族が差別を受けてしまうという社会、あなたはどう考えるか?最後のシーンは涙した本であった。