読書の輪「おすすめ本」紹介 No.043

2008年12月10日

読書の輪「おすすめ本」紹介

  あなたの『おすすめ本』を募集します。
帝塚山学院中学校高等学校図書館にある本で、あなたのお友だち・先輩・後輩たちに、 自分が読んで感動した本、みんなに是非読んでもらいたい本を紹介してみませんか?

おすすめ本の投稿は下記のサイトから受け付けています。
http://www.tezukayama.ac.jp/jhlib/dokushonowaboshu.html

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推薦者 (所属) 書名 著者 出版社 【請求記号】 紹介記事
HO (中学生)
  
ルーンの子供たち : 冬の剣 ; 1 / ジョン・ミンヒ著 ; 酒井君二訳 -- 東京 : 宙出版, 2006.2   請求記号【929.13 シヨ 1-1 】 この本の主人公はボリス・シシネマンという男の子で、当時はまだ幼い年でした。けれど、ある事件に巻き込まれ、最も信頼していた兄と引き離され、1人で旅をすることになりました。その小さい体に「冬の剣(ウィンタラー)」という大きな剣を背負い、いろんな人と出会ってゆくおハナシです。個人的にはランジエ・ローゼンクランツという登場人物が好きです。
HO (中学生)
  
ルーンの子供たち : Demonic ; 1 / ジョン・ミンヒ著 ; 酒井君二訳 -- 東京 : 宙出版, 2007.9   請求記号【929.13 シヨ 2-1 】 この話は、『ルーンの子供たち 冬の剣』とは違う物語です。でも設定は同じです。主人公は、ジョシュア・フォン・アルニムという男の子で、貴族の生まれです。そのアルニム家の中で生まれる「デモニック」と言われる天才の子供‐ジョシュアはそれでした。ある日、ジョシュアは貴族ではない普通の子供のマキシミンと出会いました。あとリチェも。3人はいろんな人と出会いながら成長していきます。ボリスとかランジエはちょっとだけ出てきます。
SA (中学生)
  
AB型自分の説明書 / Jamais Jamais著 -- 東京 : 文芸社, 2008.6   請求記号【141.939 シヤ 】 血液型自分の説明書シリーズ第3弾!自分がAB型でもそうでなくても、きっと楽しめるはず!あなたの知ってる、知らないAB型をぜひ読んでみてください。そのほかのシリーズ(B、A、O)もよろしく!
EN (中学生)
  
O型自分の説明書 / Jamais Jamais著 -- 東京 : 文芸社, 2008.8   請求記号【141.939 シヤ 】 私自身O型なので、読んでいるうちに私のことを言ってる=私のこと知ってる!?って思ってきます。最後、『北風と太陽』とか『赤ずきんちゃん』などの物語を、O型の主人公で表しているので笑えて、納得できる作品です。一回読んでみると、私の気持ちがわかると思いますので読んでみてください。
YA (教職員)

  
空海 / 頼富本宏監修 -- 東京 : ナツメ社, 2003.12   請求記号【188.52 クウ 】 伝説的異能の人、超人、そしてコスモポリタン。筆者にかくも言わしめる、真言密教の開祖空海。書、語学、著述、漢詩、教育、治水など、実に多方面にその能力を発揮し、しかも超一流。一方、彼は希代の実行家でもあった。困難を極めた遣唐使としての入唐。異国の地での厳しい学問。難局打開の為の対人交渉。膨大かつ貴重な文献を携えての帰朝。教団の設立。高野山、東寺の建立など・・・。彼の行動の足跡を辿ってみると、その濃密で多彩なのに驚嘆する。思索の殻に籠りがちな当世の知識人とはスケールが違う。常人には推し量り難い大いなるものへの熱い思いと生来の特異な才能、そして並はずれた行動力。今から千二百年の昔。いやはや、途轍(とてつ)もない人物が日本にはいたものだ。