読書の輪「おすすめ本」紹介 No.040

2008年6月29日

読書の輪「おすすめ本」紹介

  あなたの『おすすめ本』を募集します。
帝塚山学院中学校高等学校図書館にある本で、あなたのお友だち・先輩・後輩たちに、 自分が読んで感動した本、みんなに是非読んでもらいたい本を紹介してみませんか?

おすすめ本の投稿は下記のサイトから受け付けています。
http://www.tezukayama.ac.jp/jhlib/dokushonowaboshu.html

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推薦者 (所属) 書名 著者 出版社 【請求記号】 紹介記事
YA (高校生)
  
大きな森の小さな家 / ローラ=インガルス=ワイルダー 著 こだまともこ,渡辺南都子 訳 -- 講談社 1982   請求記号【933 ワイ 文庫 】 あの有名な「小さな家」シリーズの中で一番初めに書かれたこの本は、主人公であり作者でもあるローラの幼い頃の体験をもとにした、アメリカ開拓時代のひとつの物語です。当時の生活の様子は今とは全く違っているけれど、それでも読み進めるにつれて、ローラ達家族の暮らしの風景が次々と目の前に広がって行く気がします。
SH (中学生)
  
   
不思議の部屋 2  / 桑原茂夫 著 -- 筑摩書房 1982   請求記号【790 クワ 】 この本は、いろいろな見方で見えてくる絵が変わる本です。例えばふつうに見ると、なんの絵かわからない絵がヨコから見ると、見えなかった絵が見えます。楽しい本なのでぜひ読んでみてください。
YA (教職員)

  
悪党芭蕉 / 嵐山光三郎著 -- 東京 : 新潮社, 2006.4   請求記号【911.32 アラ 】 あの俳聖と称せられた芭蕉が「悪党」だなんて。筆者がこの書名に込めた真意が知りたくて早速読み始める。芭蕉の没後、弟子達により「神格化され、宗教と化して、芭蕉信仰が始まった。」とする筆者は、「求道の人、枯淡の人、侘(わ)び寂(さ)びの俳人」として定型化された芭蕉像に一石を投じる。実は、深謀遠慮をめぐらせた一筋縄では行かぬ「悪党」でもあったと、芭蕉の知られざる「影の側面」を丁寧に浮かび上がらせていく。有名な「古池や・・・・」の句の真相を探ることから始まり、最終章「蕉門分裂へ」に至るまでの筆致は、豊富な作品分析と作家的な類推とが相俟って、実に刺激的である。現在、俳壇の中枢におられる先生方に聞いてみたくなった。この一冊をどう評価されますかと。
NA (教職員)

  
戸村飯店青春100連発 / 瀬尾まいこ作 -- 東京 : 理論社, 2008.3   請求記号【913.6 セオ 】 舞台は、大阪の住之江にある戸村飯店という中華料理店。そこの兄弟の話で、兄高3ヘイスケは頭もよく、カッコもいい、弟高2コウスケは勉強は苦手の正反対の性格。将来を夢みて、兄は大阪を離れて、東京の専門学校に通い、小説家を目指し、弟は地元大阪を愛して、大学には進学せず、家を継ぐ者として予想されたが、話は意外な展開となる。章ごとに兄弟の言い分など、心理的な葛藤が描かれていて、成長ぶりがうかがえる。その周りを支える家族や大阪のオッチャン連中など、大阪人やから納得できる場面などがあり、ほのぼのとした本でした。