読書の輪「おすすめ本」紹介 No.035
2007年11月5日
| 読書の輪「おすすめ本」紹介 |
あなたの『おすすめ本』を募集します。
帝塚山学院中学校高等学校図書館にある本で、あなたのお友だち・先輩・後輩たちに、 自分が読んで感動した本、みんなに是非読んでもらいたい本を紹介してみませんか?
おすすめ本の投稿は下記のサイトから受け付けています。
http://www.tezukayama.ac.jp/jhlib/dokushonowaboshu.html
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| 推薦者 (所属) | 書名 著者 出版社 【請求記号】 | 紹介記事 |
KA (高校生)![]() |
そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノート / はやみねかおる 作 村田四郎 絵 -- 講談社 1994 請求記号【913.6 ハヤ 1 文庫 】 | 夢水清志郎事件シリーズ、マンガの本にもなっていて、「本の中にある難問な事件をあなたは解けますか?」、「あなたは、どうだったんですか?」と聞かれると、「いや、こんなもの解けるのは、名探偵だけでしょう」と答えますね。さあ、あなたも事件の謎を解くのに、挑戦してみてはどうですか? |
FU (高校生)![]() |
ロミオとロミオは永遠に (上・下) / 恩田陸著 -- 東京 : 早川書房, 2006.7 請求記号【913.6 オン 1・2 文庫 】 | 表紙のデザインがおしゃれで、印象に残ります。上の巻と下の巻では、表紙のデザインが異なって、おもしろいです。私が読んだことのある恩田陸の中で一番、すきです。続きがどんどん読みたくなってくる。予想外なストーリーがとてもよいです。SFっぽいです。 |
TO (高校生)![]() |
口笛吹いて / 重松清著 -- 東京 : 文藝春秋, 2004.3 請求記号【913.6 シケ 文庫 】 | 最近よくテスト問題にも起用され、注目されている方の本です。とても読みやすい5つの短編が入っています。私はその中のひとつ、「春になれば」が印象に残りました。主人公は小学校の先生で、クラスいちの問題児の男の子に体を張って向き合います。その先生自身、抱えているものが大きいにも関わらず、その児童と必死で向き合う姿は、今の教育現場には足りない何かを教えてくれている様な気がしてなりません。いろんな人に一度は手に取り、是非読んでもらいたい作品です。 |
TO (高校生)![]() |
ひとり日和 / 青山七恵著 -- 東京 : 河出書房新社, 2007.2 請求記号【913.6 アオ 】 | 二十歳の知寿が居候することになったのは、七十一歳の吟子さんの家。憧れの東京生活とは程遠い吟子さんとの共同生活が始まった。イマドキの女性・知寿と、ちょっとクセのあるおばあちゃん・吟子さんのデコボココンビが織りなす、日常の物語です。そんな二人が暮らした春夏秋冬を通して、知寿が自立していく様子は、読み手側にもどこか共感を覚えさせる様な素適な作品です。ファンタジーやヒーローものにはない、どこかフツーの、あるいはそれ以下の、とにかくどこにでも居そうな人の日常を描いた作品。地味ではあるけれど、どこか目を離せない、そんな内容の一冊です。 |
YA (教員)![]() |
哲学者というならず者がいる / 中島義道著 -- 東京 : 新潮社, 2007.2 請求記号【914.6 ナカ 】 | 善良な市民の如く、「社会の因習」に安住できない。ソクラテスの如く、「自分の信念」に殉死する覚悟もない。哲学者というのは「ならず者」であると標榜する筆者は、自身がそうであることを心底自認する。本書はそんな筆者による、月刊誌「新潮45」に掲載された計27本の作品集である。専門の「カント哲学」から「ライブドア事件」や「大学の授業現場」に至るまで、「ならず者」の視点で論評する。時に彼は「世間の常識や慣習」という分厚い壁と対峙する。が、怯むことなく「自身の言葉」でそれらに立ち向かっていく。その一貫した姿勢は、さながら「闘う哲学者」であり、現代日本人の「事なかれ主義」の裏返しの姿を写し見ているかのようだ。揺ぎ無い信念を持ったその生き方に、「ならず者」にすらなれない私は、羨望の念を感じさせられた1冊である。 |