ループ編みとは、糸をループ状にし一方の端を束ねてなにかに固定し指で編んでいく方法のことです。
タイのカレン族の五つあみや、イギリスのトルマトッシュ家に伝承されているくみひもは、日本にもみられ、正倉院や各地の寺院にも現存しています。
しかし、長い間それらの組み方は解明されずにいました。アメリカ在住の木下雅子氏が長年の研究の成果として、指にひもをループ状にかける世界の組み方を試作したところ、この組み方にまちがいなことが認められました。
いまのようにインターネットのなかった頃に、どのようにしてループ編みが世界中にみられるのかは、古代のロマンです。一部すてきな作品をご紹介しましょう。
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