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 学院 web 新聞 第9号  ( 2004 年 4 月 発行 )
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入学に際して

■ 「入学式」の時期にあたって

園長 茨木のり子の詩にはいつも励まされる。ヒヤリとさせられる。胸底に押しこまれるものがある。土性っ骨をたたき直せと痛撃を食らわさせられる。
 「自分の感受性ぐらい」の第五聯と第六聯は、「駄目なことの一切を/時代のせいにするな/わずかに光る尊厳の放棄」「自分の感受性ぐらい/自分で守れ/ばかものよ」というものである。
 せめて自分の感受性は人に左右されないでいたい。しかし、それも難しいのであれば、後は何をか言わんやである。
 入学式では、目の前に児童・生徒・学生がいる。いや、入学式だけではない。教育職にある者は、常に児童・生徒・学生に向って口を開く。
 たとえば、一人前になれと訓示する。知識の教授だけでなく人間としての「教育」を口にする。人に依存するな、自分で立てと説く。
 問題は、一人前になれという者が実は一人前になっていないのではないのか、「教育」しているはずの者がいまだ「教育」を受けていない者ではあるまいか、自分で立てと説く者が本当に自立しているのか、それとも依頼心を捨てきっていない者ではないのか、ということである。これは年令に関係ない。「責任」の問題である。ことばとおこないの問題である。
 道を説く者がその道を履んでいないというのでは、聞かされた者にとって、それは喜劇であり悲劇である。各学校の入学式の時期にあたって、「先生」の意味について考えてみた。
 「倚りかかるとすれば/それは/椅子の背もたれだけ」と、茨木のり子はいう(「倚りかからず」)。

( 幼稚園 園長  森 一貫 )

■ 小学校入学式に当たって

小学校長 4月8日10時、今年も元気な一年生を迎えるこの時期、どんな子どもたちが来てくれるのか、とても楽しみな気持ちです。小学校の六年間でびっくりするほど大きくなり、自分で考え行動するようになります。
 一年生の初めの頃は、保護者の指示を待っていたり、入学式でも保護者と離れるのを気にする児童も見られます。
 入学式では、六年生に手を引かれて入場する新入生たちも、五月になると先生の指示で、並ぶことが出来るようになるのです。
 そんな変化を先の楽しみにしながら、今年も新しい126名の児童を迎えます。

( 小学校 校長  山本 卓 )

■ 輝くような春の日に

中高校長 春は希望の季節です。生きているものすべてが生気にあふれています。
そんな季節にふさわしくこの4月に入学された新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。中学校158名と高等学校249名の新入生の皆さんをお迎えできたことをたいへん嬉しく思います。
 新入生の皆さんには確かな目標を定め、それに向って突き進み、これから送る学院生活が楽しく充実したものとなりますように心から祈念いたします。

( 中学校・高等学校 校長  山本 三郎 )

■ 新入生を迎えて

泉ヶ丘中高校長 新入生の皆さんご入学おめでとうございます。新しい生活に向けて希望に胸を膨らませていることでしょう。入学にあたって次のお願いをしたいと思います。一つはしっかり勉強してほしいということです。向上心を持ってくださいといってもいいでしょう。人間が動物と違っているのは「考える」ということです。学び分かることで新しい発見を数多く体験してほしいと思います。もう一つは他の人を思いやる心を持ってください。多くの人に支えられて生きているのですからそのつながりの中で「生きる」ことを考えてほしいと思います。

( 泉ヶ丘中学校・高等学校 校長  清遠 豊 )

■ 私の大学入学式

大学副学長 私が東京大学に入学したのは、翌年3月に安田講堂事件の起こったその年度であった。入学式は、もちろんその安田講堂で行われたが、そこで有名な大河内総長の「太った豚となるな、やせたソクラテスとなれ」という式辞が語られたわけだ。ところが、私が安田講堂に行ってみると、講堂の周りは活動家のアジ演説とそれを聞く学生で騒然として、混雑しており、私は講堂の入り口がわからないで、外で活動家のアジ演説をぼんやりと聴いていた、という訳で有名な総長訓辞は、新聞紙上で知ったような次第である。
 その6月には早くもストライキに突入して授業はいっさいストップ。史上空前の夏休みを私は過ごしたが、授業時間が足りなかったおかげでフランス語の条件法がいまだによく分からないのが唯一の悪影響のようなもので、本は膨大に読んだし、合唱のクラブ活動には一段と熱が入ったというわけで、私には素晴らしく充実した1年だった。
 一方、ストライキに入って6ヶ月もたつと、学校なしに勉強することのデメリット、限界もひしひしと感じられてきた。私は、文科一類、つまり法学、政治学コースに籍を置いていたが、3ヶ月だけの授業でも、政治学の京極 純一 先生、近代経済学の内田 忠夫 先生などの授業は今でも聞いておいてよかったと思い出すし、ストライキが解除されて荒れ果てた教室でフランス語を習った前田 陽一 先生の「戦中戦後の荒廃に比べたら、今なんか屁でもない。」みたいな落ち着き払った豪傑ぶりは、いまもなつかしく思い出す。
 結論はまことに当たり前のことで、「大学の教室以外で学べることは実に多いけれども、でも教室での授業に完全に取って代わることはできない。」ということである。同じように、私は形式張ったことが嫌いで、入学式で畏まっているのは苦手なのだが、でも「入学式フンサーイ」といったシュプレヒコールを聞いていて、大学入学式に出席しそびれた人間としては、「入学式なんか出なくてもいい。」とまではやはり言い切れないなとも思うのである。

( 大学 副学長  上垣外 憲一 )



各校だより

【 幼稚園 】

■ 学院生最年少、若葉組の入園式

若葉組の入園式 平成16年度入園式・第一学期始業式を4月9日に実施しました。
 若葉組の3歳児にとっては、はじめての集団生活です。今からどんなことが始まるのだろう、何をするのだろう…。そんな少し不安な気持ちを抱きながら保護者の方と手をつなぎ、学院の門をくぐりました。20名の3歳児は、いくら保護者の方と隣同士に座っているとはいえ、式中の大人の話や長い話は、小さな子どもにとっては楽しい時間ではないことであり、行儀が悪くなっても仕方のないことです。しかし、子ども達は、誰ひとり泣くことなく、行儀のよい態度で、入園式に参加できました。ただ、やはり3歳児。入園式が終わると、頑張っていた力がゆるみ、「パパ、抱っこして。」「おのど、渇いたよ。」という声も聞こえてきました。
 幼稚園生活の第一日目をこんなに立派に過ごした子ども達。これからの活躍が期待されます。

( 幼稚園 教諭  矢島 多恵 )



【 中学校・高等学校 】


■ 第6回オーストラリア研修の報告

オーストラリア研修 3月21日(日)〜4月2日(金)の間、高等学校では6回目のオーストラリア研修が実施された。昨年はテロやSARS(サーズ)のため急遽中止となり、また夏から春へと実施期間が変更されたことなどで3年半ぶりの訪豪となった。今回は英語研修に加え異文化体験にも重点を置き、一人一家庭でのホームステイを行った。
 ブリスベンではあいにく低気圧接近で曇りがちであったが、コアラやカンガルーに出会い、ツイード川ではペリカンの餌付けやマッドクラブ・黒鯛を釣り上げたりした。この日の昼食は捕獲したカニ料理、皆会話も少なく?おいしそうにかぶりついた。午後はトロピカル・フルーツワールドへ。500種類もの世界中の果物がある果樹園で、見たこともない南米の果物や頭3つ分の大きさもあるジャックフルーツに驚いた。園内はさながらディズニーランドのようでジャングルクルーズやミニ列車の旅もした。シドニーではオペラハウスなどを観光。ちょうど、南極観測船「しらせ」が港に入っていた。
 4日目、アデレードにあるシエナ校に到着。ホームステイが始まる。シエナ校では英語研修とともにシエナの生徒に混じって授業に入ることが出来た。シエナでは生徒も先生も皆非常に親切で優しく、フレンドリーなので安心して過ごすことが出来た。イザベル先生の日本語の授業では、今度は帝塚山学院の生徒が親切にお手伝いをして大変好評であった。セント・ピーターズ大聖堂へ行ったとき、案内の方が「ライディ チャペル」と何度も繰り返すのが解らず、一体何の教会???
 オーストラリアではAをアイと発音するのでした。つまり、「レディー チャペル」はマリア様の教会のこと。
オーストラリア研修 土、日曜は各自ホームステイ先で過ごし、動物園やショッピングに連れて行ってもらった生徒が多かったが、中にはフットボールの試合を特別席で見た者もいたようである。この研修に参加するために昨秋よりオリエンテーションをし、生徒はジャパンデーやさよならパーティーの準備を重ねてきた。併設の小学校での「ジャパンデー」と、お世話になったホストファミリーや先生方へのお礼の「さよならパーティー」では、浴衣に着替えて様々な出し物を披露。フルートやリコーダーの演奏、巨大折り紙にけん玉、ティーセレモニー、書道の他、全員で「世界に一つだけの花」を合唱した。「うちのホストファーザーは4時に仕事から帰ってきて、9時には寝てるよ」と驚いている生徒がいたように、まさに人・物全てが異文化で、忘れられない思い出になったことと思われる。

( 高等学校 オーストラリア研修担当教諭  秋山 英津子 )



アカデミア
新しい学びの場が生れました  帝塚山アカデミア
2年目を迎える「帝塚山アカデミアは、心豊かに常に向上したいという学習意欲をサポートする学びの場です。親子で学べる講座もありますので、お気軽にお問合せください。 <講座のご案内>
 英会話1・2、親子英会話、実用書道
<お問合せ>
 法人本部帝塚山アカデミア係
  Tel:06-6672-1939/
      06-6672-1999




【 泉ヶ丘中学校・高等学校 】

■ 中学校2年生研修旅行

 開校以来長らく続いた信州方面への研修旅行にかわって、今年度は、時期も2年生の終わりに移し、福島県の英語研修施設・ブリティッシュヒルズと羽鳥湖スキー場を訪れる旅を3月9日〜13日に実施することにした。中学校生活のこの時期に生きた英語に触れ、自ら英語を用いて意思を伝える機会を持つことの重要性から、海外での研修についても検討されているが、昨今の不安定な諸事情もあり、それにかえて国内でも同様の体験を提供できる場として、3年前に国際科が利用して成果の見られたブリティッシュヒルズを選んだ。さらには1年生の時にせっかく覚えたスキーも、皆で楽しくやりたいということもあって、ブリティッシュヒルズに隣接する羽鳥湖スキー場を選び欲張りな旅となった。
 東海道新幹線と東北新幹線を利用して、約5時間で新幹線新白河駅に着いた。男子は英語研修、女子はスキー講習に分かれて、初日オリエンテーションから1日半ずつのプログラムに参加した。ブリティッシュヒルズは壮大な施設でありながら、細部まで英国仕様が行き届いており、建設や家具・調度品、また歴史・文化全般に興味を持つよい機会にもなった。もちろんスタッフは皆英語圏ネイティブで、生徒は、コミュニケーション入門、ゲーム、スポーツ、お菓子作りなどのプログラムを通じて、苦労しながらも英語会話に興じていた。男子の多くは、英語以上に積もった雪に関心を示し、2日がかりで巨大雪だるまや要塞?を作っていた。あまりに無邪気な様子が少し恥ずかしいくらいだった。
 一方、スキーの方は、1年生の時に難コースにも挑戦したかいがあって、見違えるほどに上達していた。好天続きで雪質も最良とはいえなかったが、みんな本当に楽しそうに滑っていた。
 最終5日目は、多少あわただしい場面もあったが、郡山では最新のプラネタリウムで宇宙・天体の学習もでき、満足した様子で盛りだくさんの旅の帰路についた。
 全体を通じて、公共マナーについて合格点は出せないが、英国、英語、歴史、文化、またスキーへの関心を持つ機会となり、また生徒それぞれに一つでもよい思い出を持ち帰ったとなれば、この研修旅行も目的を果たしたのであろうと思う。

( 泉ヶ丘中学校・高等学校 教諭  藪本 青吾 )



【 大 学 】

■ 歌うことの楽しさ

link 私たちは、link(リンク)というゴスペルグループです。
 メンバーは文学部5人と人間文化学部1人です。そんな私たちが、この度、2月22日(日)、SAYAKAホールでのあるイベントの中で歌を披露しました。観客の皆さんより私たちの方が感激したことは言うまでもありません。本当に歌う事の楽しさを知った瞬間でした。
 歌う事になったきっかけは、大学生活半年を過ぎた中で感じた「無」でした。何も打ち込むものも無く、ただ時間だけが無駄に過ぎていくように感じ、高校時代遊び程度で楽しんでいた歌を思い出し、友人と2人で歌い始めました。
 練習しているうちに、歌が好きな仲間が集まり、文学部の溝手先生のご配慮でサークルを設立するまでになりました。昨年12月暮れには、英語コミュニケーション学科主催のクリスマス会で初めて人前で「サイレントナイト」「ジングルベル」「サンタが町にやってくる」「ホワイトクリスマス」を披露しました。金剛駅の駅前で路上ライブを行うなどの語りつくせない体験もありました。
 私達は「まず自分たちが楽しむ」ということを方針にし、ゴスペルという形となって、現在に至ります。
 こうした経験は私たちに、歌うことの楽しさ・喜びを改めて気づかせてくれるものとなり、自分たちの自信にもなりました。持ち歌は、クリスマスソング数曲と「 OH HAPPY DAY 」、映画“天使にラブソング”で有名な「 Hail Holy Queen 」、「 I will Follow Him 」です。これからもレパートリーを増やし、周りの人達が楽しめるように歌っていきたいと思っています。
 また、歌えるチャンスがあれば喜んで伺います!!是非声をかけてください!!!

( ゴスペルグループ link代表 大学 文学部3回生 栗本 梓・人間学部3回生 北野 有圭子 )



【 大 学 院 】

■ 大学院「臨床心理士」第1種指定を受ける

 このたび、本学大学院人間科学研究科臨床心理学コースは、(財)日本臨床心理士資格認定協会より、「臨床心理士」受験資格に関する大学院研究科専攻課程(修士)の第1種指定大学院に指定されました。
 この指定は、平成15年4月1日以降に入学した大学院生にも遡及適用されます。
 「臨床心理士」になって、相談活動を行うためには、(財)日本臨床心理士資格認定協会が実施する臨床心理士資格試験を受験し、合格しなければなりません。この資格試験の受験資格は、現在は認定協会が指定する大学院(第1種・第2種)において、所定の単位を修得しなければ受験資格は得られません。このたび、本学大学院はこの第1種指定を受けました。
 人間科学研究科臨床心理学コースは、「臨床心理士」の養成を第一の目的としています。この指定により、本学の大学院生は、2年間の課程を修了後すぐに、協会が実施する資格試験を受験することができます。本学は第1種の指定を受けていますので、第2種のように大学院修了後1年間の実務経験を経ていないと受験できないという条件がなく、大学院を修了するとすぐに受験できるので1年有利になります。
 第1種指定大学院として指定を受けるために、一昨年の12月より、心理教育相談センターを開設し、本学自前の相談施設を運営するとともに、大学院開設以来、カリキュラム、教育内容の充実をはかるなど、努力を重ねてきました。その結果、心理教育相談センターは来談者数を伸ばし、研究面においてはセンターの紀要が創刊されるなど、センターの活動に期待が寄せられているところです。
 第1種指定を受けたこと、とりわけ遡及適用を受けたことは、昨年および本年入学した大学院生にとって、大きな喜びとともに励みとなっています。大学院生たちは来年10月に実施される「臨床心理士」の資格試験を受験することになりますが、現在は合格を目指して、日々実践の場で臨床経験を積むと同時に、研究活動に力を注いでいます。
 今後ともみなさまのあたたかいご支援をよろしくお願い申し上げます。

( 大学院 人間科学研究科長 加納 武 )



【 本部 国際交流センター 】

■ マラスピナ大学での春期英語集中研修

春期英語集中研修 このたびカナダのマラスピナ大学での約1ヶ月間(2月15日〜3月14日)に及ぶ英語集中研修を終え、無事帰国した。
 参加したのは文学部学生が4名、人間文化学部学生が11名の計15名であった。学生たちは、ホームステイ先でカナダの家庭生活を送りながら、ほとんど毎日9時から午後3時迄クラスでインテンシイブな英語の講義を受けるといったいわば英語づけのハードな毎日を過ごした。さいわい講義では1名の脱落者もでず、またホームステイ先を変えた者もでなかった。
 しかし問題がなにもなかったわけではない。学生の中には当初は長い空の旅の疲れと時差からくる寝不足、ホームステイ先での緊張から吐いたり、泣き出した学生もいた。
 また、1人の女子学生が、大学のキャフェテリアのお手洗いで急に倒れ救急車が呼ばれることがあった。さいわい、彼女の意識がはっきりしていたことや、引率者の到着が速かったことで、彼女の病状を大学の医療関係者に説明することができ、納得してもらったので入院にはいたらなかった。
 大学での英語の講義を大変楽しくかつ実りあるものにしてくれた最大の理由の一つは、いい英語の先生にめぐりあえたということである。
 アンドレアさんという若くて大変美しいそのカナダ女性のご主人は日本人で、そのせいか厳しい中にも学生たちにきわめてやさしく、親切に接してくれた。
 そのほかマラスピナ大学のジョンストン学長や国際教育学部長、アルジャー顧問などは、日本を度々訪問する大の日本びいきであり、なにごとにも好意的に接してくれたことも私たちの居心地をよくした理由の一つである。
 バンクーバーから成田への帰路は、みんなの気持ちが高揚し相当に盛り上がった。留学プログラムが無事終了した安堵感と1ヶ月間頑張った満足感などが交差し、静止するのに苦労した程である。
 おわりに参加学生たちが書いた報告書の一部を2例紹介する。
例1
 英語の発音、単語の意味、カナダの文化や自然とのふれ合いなど幅広い講義であった。始めは簡単な長文読解から、日が重なるにつれどんどんレベルアップし、英語の早口言葉などまでできるようになった。先生がおもしろく講義を進めてくれたので、とても楽しく英語を学ぶことができた。とても良い講義であったので、日本でもこんな方法で講義を進めたらいいのにと思った。(人間文化学部2回生)
例2
 課外活動では、ロッククライミングやカナディアンクッキングなど、おもしろいことをたくさん経験できた。毎週土曜日には小旅行などが予定されており、とても楽しい1ヶ月を過ごすことができた。私が一番楽しかったのはMt.Washingtonでのスノーボードだった。一日中ジェフ(現地大学生の引率者の1人)がついていてくれ、私達にスノーボードと英語のレッスンをしてくれた。この1ヶ月は本当に私の人生の中で忘れられないものになった。(人間文化学部2回生)

( 本部 国際交流センター・センター長  濱西 栄一 )



【 広報・情報センター 】


■ 帝塚山学院のポスターがダブル受賞

表彰式 大阪市交通局の第8回広告コンクールにおいて、帝塚山学院のポスターが市民投票優秀賞と専門家の審査による優秀賞の2部門で受賞し、3月25日に行われた広告コンクール表彰式で表彰されました。
 この表彰式において、受賞者代表として森石がスピーチをすることになり、「ポスターの作成にあたっては、コンクールに入選するポスターを作ることを前提に考えました。この考えは、コンクールに入選するポスターを作ることを目的としたのではなく、このような心構えでものを作ることが重要だということを、担当した全員が理解するべきであると思ったからです。<中略>3年後にこのコンクールが開催されますが、みなさんの作品を良きライバルとして、依りよい作品を披露できるように精進しますので、3年後にこの表彰式場で会いましょう。」などと述べさせていただきました。
 このコンクールには、電照の部90点、非電照の部16点、ショーウィンドの部16点、バスボディ広告7点の合計129作品が応募されました。
ポスター 市民投票優秀賞は、地下鉄梅田駅構内とインターネットの投票を合計し得票数の多いものから6作品が選ばれます。下表が市民投票優秀賞の結果で、帝塚山学院のポスターは、市民投票優秀賞を第2位で受賞しました。

順位 広告主 得票数
 (株)日本宣交社 1510
  帝塚山学院 984
  海遊館 979
 (株)フジスタッフ 621
  東邦宣伝(株) 570
  大塚製薬(株) 534

 また、市民投票優秀賞とは別に、優秀賞を決める専門家による審査が1月にあり、帝塚山学院のポスターが電照の部で優秀賞を受賞できる12作品の中に入りました。なお、市民投票優秀賞と優秀賞の双方を受賞したのは、帝塚山学院、海遊館、大塚製薬(株)の3作品だけでした。(優秀賞は順位を公開していません。)
 学院関係者の皆さんの多大なるご協力ありがとうございました。
 このポスターは、帝塚山学院のブランドイメージを高め定着させることを目的として計画した1作目です。1作目で、このような賞を受賞出来たことを、広報・情報センターとして大変喜ばしく受け止めています。次作からも学院の関係者だけではなく一般の方々に対しても、感動を共有できるようなポスターを作成して行きたいと思っています。

( 広報・情報センター・センター長  森石 峰一 )



リレー随筆

「自然から学ぶこと」 幼稚園 教諭 田中 幸枝

田中幸枝さんシーカヤック 私が、シーカヤックに出会ったのは10数年前のことだ。当時はあまり知られていなかった、日本のある島がシーカヤックとの出会いの場だ。以来、毎年その島を訪れシーカヤックを楽しむようになった。シーカヤックに乗りながら、わずか50〜60センチの目線から見る波や島の様子、海の真ん中から見上げる真っ青な空、浮かぶ雲、時折出会う生き物たちに本当に感動させられる。
 そして何よりも、人力のみで進むシーカヤックは音もなく自然を満喫することが出来るが、同時に人の非力さも“満喫する”こととなる。そんなシーカヤックにキャンプ道具を詰め込み、いざキャンプ地へ出発。途中出合う雨雲にシーカヤックを進めることが出来なくなることもたびたびだ。そして、何もないキャンプ地の砂浜に到着。厳選した道具のみでの生活がスタートする。(欲張りすぎるとシーカヤックが重くなり自分自身が辛くなるからだ)そして、いつも思うことがある。
 普段の生活は物が溢れすぎている。そのため、本来人が持つ力を発揮できなくしていると。夜になると当然明かりをつけるが、キャンプ地では明かりに大量の虫が群がるのだ。
 だから暗さに目が慣れるまで明かりをつけずに頑張るのだ。するとこんなに星があったのかと気付かせてくれる。疲れて眠る。しかし、暑さで起きる。もちろん冷たい物もないのでたまらない。やっぱり、冷蔵庫はすごいクーラーはすごいと尊敬したくなる。こんな体験を通し本当に人にとって何が必要なのか、どんな体験が心の奥深くに感動を与えるのかをよく考える。幼稚園という限られた環境の中ではあるが、今の子どもたちに大きな感動を与える体験とはどんなことなのか、探し続けてあげたいと思っている。そして、自分自身も常に感じる心を持ち続けたいと思っている。
 しかし、キャンプから戻ったら、すぐさまクーラーの効いた売店に駆け込みアイスを買うのが最高なのだ。

 次回の執筆者は、小学校の神原 利浩 教諭を予定しております。



 〜 地球のステージ 〜 放浪篇 平和への道

開催日:2004年5月1日(土) 12:30 開場 13:00 開演
開催地:帝塚山学院大学 狭山キャンパス G500教室
入場料:学生 前売 300円 当日500円 一般 前売 700円 当日1,000円
申込方法:往復ハガキ 住所・氏名・電話番号・参加人数を記載の上、下記に送ってください。
  〒589-8585 大阪狭山市今熊2−1823
    帝塚山学院大学 国際文化学科 国際文化学会
アクセス:南海高野線「金剛」駅 西口より 南海コミュニティバス 4番乗り場「泉ヶ丘」行き
  帝塚山学院大学前下車 東方向へ徒歩3分
  申し訳ございませんが、駐車場はございませんので、マイカーでの来学はご遠慮ください。
問合せ先:tgu_loveandpeace@yahoo.co.jp
地球のステージのホームページ:http://www4.dewa.or.jp/stageone/default.htm
主催:帝塚山学院大学『地球のステージ』実行委員会
共催:帝塚山学院大学 国際文化学会・英文学会


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