上質な女子教育

帝塚山学院には、一世紀に渡る伝統が育んだ豊かな教育的土壌があります。
ひとり一人の生徒は、日々の授業・体験学習や多彩な行事やクラブ活動を通じて、それぞれの持つ個性を見出し、かけがえのない存在として花開いていきます。
学院での学校生活を通じて、変化の激しい現代社会を生き抜く、社会に貢献できる「心の賢さ」を身につけた女性を育みます。

1日のはじまりは、あいさつから

朝は校長をはじめとした教員が、正門で生徒を迎えます。これは、生徒に挨拶の習慣を身につけてもらうことはもとより、日々登校する生徒の様子を見守ることで、心や体調の変化を早めに察知し、生徒に寄り添っていくことを目的として行っています。

安心した学校生活を送るために

中高の6年間は、心身の成長が著しい時期です。また、男女には「言語能力」「空間認知能力」「成長のスピード」などさまざまな違いがあります。本校ではその違いを考慮し、女子の成長に応じた教育を行っています。

中学1年生の1学期の間は、友人との関係づくりに配慮し、昼食時間に担任が教室に入るなど友人とのコミュニケーションづくりを見守ります。

また、すべての教員は、補習などの学習活動やクラブ活動・ボランティア活動、さらには、指導が必要な生徒との面談など、従来の枠にとらわれることなく「生徒と向き合える時間」を確保します。

勉強や進路、対人関係など色々な悩みについては、専門のカウンセラーが生徒と同じ目線で一緒になって考えます。カウンセラーには守秘義務があり、プライバシーはしっかり守られます。

そして、担任・学年団が、保護者の方々と緊密な連携を取りながら、生徒ひとり一人をサポートしていきます。

いのちの大切さを知り、自らを律する

本校では、学校での生活だけでなく、社会に出てからも、職場や家庭などで他者の気持ちを思いやり、相手の立場になって考えることができる女性を育てています。

そのために、マナー講習、女性教育のワークショップや、ケータイ安全教室などの社会に出てからも役立つ知識を得るための機会を多く設けています。

また、PTAの方々の協力のもと、生活に関する講話会を定期的に行い、医療関係者や警察の方などをお招きして、いのちの大切さを学んでいます。

感性の育み、うけつがれる伝統

開校当初、帝塚山学院は教育の柱のひとつとして、「美育」を掲げました。大正15年に高等女学校が開設されると、専門の教員の指導による音楽教育と美術教育が花開きました。生徒が、本物を観て聴いて、そして自分自身でも表現し心を動かすことは、多感な中高の時間においてはとても大切なことだと考えています。

本校では、この伝統を継承し、「ふぇとだぁる」※ や芸術鑑賞では、本物の劇場での発表を体験します。また、毎年行われるコーラスコンクールは今年で第64回を迎え、中1から高校3年生まで全クラスが発表をします。このような行事を通して感性を育むことが、生徒ひとり一人の成長に欠かせない経験となっています。

  • ※「ふぇとだぁる」
    “Festival of Art”をフランス語読みしたもので、本校の伝統行事のひとつです。 文化系クラブが日ごろの練習の成果をオリックス劇場で発表します。